
心身の緊張をほぐしてくれるヨガ
「ヨガ」は、ストレス発散に絶大な効果があると言われています。ストレス発散のほかにも、ダイエット、冷え性の改善、むくみ、美容などにも効果があります。ここではヨガについて詳しく説明していきます。
ストレス社会で働く人にオススメ
ストレスが原因であることが多いとされるうつ病や不安障害は、未だに詳しい部分は明らかになっていません。薬物治療によって効果は実証されていますが、副作用を伴います。毎日薬を飲むということも別のストレスを引き起こしたり、また薬物依存症になる可能性もあります。
ヨガをすることで、よく眠れるようになる、不安に襲われる頻度が減るという効果が実証されています。リラックスすることはストレス解消だけではなく、アルツハイマーの症状悪化を遅らせることができるとも言われています。そしてヨガを通じて似たような悩みを抱えた人たちと交流できることで、自分はひとりぼっちじゃないと実感でき、気持ちが癒されるでしょう。
メンタルに効果がある理由
肉体はもちろんですが、ヨガは精神面にも働きかけることができる身体技法です。自分の心をコントロールすることは難しいことですが、ヨガのポーズや呼吸法を実践することで心を間接的にコントロールすることが可能になると言われています。ヨガが与えてくれる効果としては、精神を安定させてイライラをなくす、開放感や爽快感などがあります。ヨガで行うポーズやゆっくりとした呼吸は緊張を解きほぐし自律神経の働きを調整して心のバランスをリラックスした状態に整えて、ストレスを解消することができます。ストレスに負けないためのトレーニングとして効果は期待できると思います。
効果があるポーズ
ヨガにはたくさんのポーズがありますが、その中でも特にストレス解消を目的として行われるポーズがいくつかあります。ここでは「バラーサナ」という休息のポーズをご紹介します。
まず、床の上に両膝をつき肩幅に開いて親指をつけてかかとの上に座ります。ゆっくりと息を吐きながら上半身を太ももの間に下ろしていきます。骨盤の一番上の部分をおへその方向へ狭めるようにして、太ももの内側へ落ち着かせましょう。両手は体と並行に床の上において掌は上向きにします。肩の前側はリラックスして床につけて、肩の重みで肩甲骨を広げる感触を感じてみましょう。
初心者の方は、上半身を太腿の上で休ませてじっくりと深い前屈をしてみましょう。ゆっくりとした呼吸を意識しながら行えばストレス解消に効果を発揮するはずです。